

子役に目がないというわけではないのだけれど、ホントに可愛くて仕方なかったのが韓国映画『加速スキャンダル』のワン・ソクヒョン君。あどけないお爺ちゃん(?)みたいな風貌でいじらしいったらない。この作品、主演は『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン。監督・脚本は、最近大ヒットし日本でも間もなく大根仁監督によるリメイク版も公開される『サニー 永遠の仲間たち』のカン・ヒョンチョル監督。ストーリーも良いので是非ぜひのオススメ。
初めて映画のサウンドトラックCDを買ったのは、ビョークの『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観たその足で。20世紀フォックス初製作のアニメ映画『アナスタシア』もよく聴いた。最近では『アナと雪の女王』の ♪Let it go (松たか子ver.)も。それでもやっぱり、サラ・マクラクランが切なく歌い上げる『トイ・ストーリー2』の ♪When She Loved Me がいちばん好きかなぁ。
いくつもの台詞に心酔させられた渡辺あやさん脚本の『メゾン・ド・ヒミコ』。そのDVDに特別収蔵されている彼女脚本・監督の短編映画『懲戒免職』が本当に本当に好きで、観ながら脚本を書き起こしたほど。いつかどこかで読んだ渡辺さんの「愛を触媒に、生と性と死は、喜びにも苦しみにも変化する。映画が映すのは、そのグラデーションの詳細です」という言葉を思い出しては、私もそうしたものを書けたら、と唇を結びます。
「今日は何の映画観て帰ろうかなー」と、仕事帰りの時間とちょうどタイミングが合う映画がどこかで上映されていないか、映画館のタイムテーブルを「どれどれー」とチェックしている瞬間が、水曜日の女子の幸せ “最高潮” なんじゃないかと思う。